大豆の若葉

鴨水の流れ、夏の陽射しの中で。

夏の日差しの中をゆったり流れる鴨川と、木陰で憩うほんの一時。

夏の鴨川

鴨川の水は、今日もゆったりと京都の町を流れています。
京都の街に住む者として、鴨川は暮らしの中の拠りどころのように感じます。
移転前のゆば長は、鴨川畔にありました。それで、仕事の終わったあとには
本やスケッチブックを持っては、夕刻時をゆっくりと散歩して過ごす日々でした。
ベンチに坐って眺める、夕暮れ時の空の色は
まさしく堀口大學の詩 『夕暮れの時はよい時』 を想起させました。
今回、ブログをはじめるに際して、この鴨川から始めましょう。

夏の鴨川(北大路橋より)

北大路橋から上流を見た様子です。
木陰には幾人かの人が
夏の日差しを避けて休んでいます。
水量もめっきり減ってしまって
夕立ち雨を待つかのようです。


京都府立植物園前の欅並木

あまりの暑気に、木陰を求めて
京都府立植物園の欅の並木道に
やってきました。
欅の瑞々しい木の葉越しに、
さすが夏の光も、さやさやと、
風に揺れるように降り注ぎます。
このプロムナードは、子供の頃からの
お気に入りの場所です。



ゆば長