幼い春の 光と影の移ろいに合わせて、静かに流れ出す メロディ。
冷たい朝にも、今年の春のおとずれを 身近に想う頃となりました。
時折り差し込む午後の光に、魚たちも 鴨川の水の中では
うたた目覚めているのでしょうか。
咲き始めたばかりの、木瓜(ぼけ)と 連翹(れんぎょう)を取り合わせてみました。
花器は、京都岩倉で作陶なさっている
木村宜正さんの三島手。
幼い春の光と影の移ろいに合わせて
静かに 流れ出す メロディ。
穏やかなお人柄の出た
私のとても好きな器。