大豆の若葉

祇園祭は京都の夏の知らせ

みどり、色濃い葉を持つ、檜扇水仙は祇園祭の花。都の梅雨明けを告げる夏の花。

檜扇水仙は祇園祭の花

檜扇水仙の花が咲く季節となりました。
今年も未生流 西村陽甫先生が、祇園祭を知らせるこの花を
2種、生けてくださいました。


ヒオウギ_西村陽甫先生の花

ヒオウギとトルコ桔梗の組み合わせに、夏の清々しい風が吹き抜けてゆくようです。

檜扇水仙は、葉の緑色濃い花。
この、みどりの葉色が深ければこそ、京都の夏の陽射しを涼しく感じさせます。


ヒオウギ

インド~日本 原産の この花の美しさは、オレンジとグリーンのコントラスト。
京都の暮らしに、夏の到来を知らせる、祇園祭。
一つずつパッと開く、その花姿に、晴れの美しさを投影しては、愛でたくなる花。


ヒオウギと祇園祭

檜扇水仙と木村宜正さんの花器


花器には、木村宜正さんの三島手。
洛北、岩倉で作陶なさる木村さんは、いつも穏やかな微笑みをたたえた方。
そして、いつも童心のような清らかさで、新しい試みを続ける方。
子供のような遊び心と、毎日の新しい発見の大切さ。



ゆば長